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車のプライベート整備 サンデーメカニックを始めるには? Part.5

主な整備項目

車の整備にはどんなものがあるのか、紹介します。基本的なメンテナンスと言えますがまずはこれらを出来るようになれば良いと思います。

エアコンベルト/ファンベルト

車の設備であるエアコンコンプレッサーや発電機(オルタネータ)、パワステポンプ(電動もあり)、冷却のためのファン(電動もあり)などすべてエンジンの動力をベルトで伝えて利用しています。 ゴム製のベルトを使用しているため、劣化してくると最悪の場合は切れ、機能が維持できなくなりますので、劣化すると交換する必要があります。

エンジン内部にあるカムというものを駆動しているタイミングベルトという重要なベルトもあり、10万キロに一度交換が必要になります。 タイミングチェーンというチェーン式のエンジンの場合は交換不要です。

ゴムブーツ

車の駆動類にはドライブシャフトやタイロッドなどに金属のジョイントが多数使われており、グリスが充填されていますが、そのグリスを保護する為や、外からのゴミを防ぐために蛇腹のゴムブーツが使用されています。 これが劣化するとパーツを痛めてしまい、最終的には破損に繋がる事があるので、劣化して破れたりしていると交換する必要があります。

オイル類

エンジンオイルはもちろんの事、ミッションオイル、ATF、パワステオイル、デフオイルなど様々なオイルが使用されていて、定期的な交換が必要になります。

フィルター類

エンジンに取り込む空気に異物が無いようにエアーフィルターが装着されていますが、これが目詰まりすると燃費の悪化やパワーダウンを招きますので、定期的な交換が必要になります。 ほかにはエアコンフィルターやガソリンフィルター、エンジンにもオイルをろ過するためのエレメントが装着されています。

ラジエーター冷却液(クーラント)

エンジンの熱を冷却するため、エンジンとラジエーターに冷却液が流れていますが、凍結防止と防錆の為にクーラントが使用されています。それらの性能維持のため定期的な交換が必要です。

ブレーキ類

ブレーキパッドの残量が無くなれば、当然ブレーキが利かなくなりますので定期的な点検が必要になります。 またブレーキキャリパーに制動力を伝えるブレーキオイルも大変重要で、劣化に応じて交換が必要です。 ディスクローターも磨耗の限界があり、交換が必要になる事もあります。

点火プラグ

エンジン内で気化したガソリンに点火する為のプラグで、エンジンが動作している間、常に火花を飛ばしています。 プラグが劣化し火花の飛びが悪くなれば、燃費の悪化やパワーダウン、最悪はエンジン始動不能となります。 通常のプラグで2万キロ、イリジウムプラグで10万キロごとの交換が目安とされています。

バッテリー

定期的な交換が必要です、あまり乗らない車はバッテリーが上がりやすくなるため、充電が必要になる場合もあります。 特に電装部分を触る場合には、感電・ショート防止のためにバッテリーのマイナス端子を必ず外しておく必要があります。 車の金属部分にはバッテリーのマイナスが接続されており(マイナスアース)プラスが触れるとショートを起こします。

タイヤ

まず日常的に、空気圧のチェックが不可欠です。そしてタイヤ溝が無くなれば雨の日に排水する事が出来ずスリップを引き起こすので、点検し必要に応じて交換します。

部品やケミカルの入手方法

部品番号と価格の調べ方

純正部品を注文するためには部品番号を利用します。 調べ方は、その車のパーツリストを購入するか、又はディーラーや部品商にはパーツを検索するためのソフトがあり、それで調べてもらう事もできます。 一番良い方法は、ディーラーや部品商で使っているパーツ検索ソフトを手に入れてしまう事です。 本来は非売品ですがある場所では出回っていて手に入れる事もできます。

純正部品

現在車の故障修理は、壊れたパーツをアッセンブリーで交換、つまり丸ごと交換してしまいます。 O/Hキットを使用して補修を行えるパーツもありますし、リビルドパーツという再生パーツを使用して修理する場合もあります。 なので、基本的には純正部品を取り寄せて交換という事になります。

取り寄せる場所は、ディーラー、部品商、ネット通販などあります。

社外部品

車でよく交換されるパーツは車メーカー以外で製造されたパーツが豊富にあります。 オルタネータやエアコンコンプレッサーなども他社で再生されたリビルト品もあるし、又は車メーカーに納入している企業が独自に製造販売している場合もあります。 純正相当品と書かれていれば、純正とほとんど変わらない品質で、コストを抑えて修理する事が出来ます。 ネット通販などでも購入できるので利用すると良いでしょう。

ケミカル

ブレーキクリーナーをはじめ、各種グリスや洗剤など、様々なケミカルを整備に使用します。 これらはホームセンターでも手に入るものは多いですが、特殊なものになるほど入手が困難になります。 純正部品としてケミカルを注文することもできますが、ネット通販を利用すると良いでしょう。 ストレート、アストロプロダクツ、モノタロウなどがおすすめです。

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