[DXD] DRIFT & DIY

車のプライベート整備 サンデーメカニックを始めるには? Part.2

D.I.Y.で整備をするにあたっての疑問点

自分に向いているのか・・・?

ワイパーゴムを交換する際、店で買ったとして300円の工賃を払ってでも人にやってもらいたい、と考える人は向いていない又はDIYの必要がないと言えるでしょう。 人によりどこまで出来るようになるかの違いがあれども、まったく何も出来ないという事は無いと思います。 小さな事からでも初めて、出来る事をどんどん増やしていけば良いのです。自分で出来ない事もプロの作業を見て理解して出来るようになる事も少なくありません。

整備士資格が無いのに車なんて整備しても良いの?

平成7年度の道路運送車両法改正以前では、「重要保安部位」を整備した場合は、事後の「分解整備検査」が義務付けられていましたが、法改正後はこれが廃止になっています。 つまり車の重要な所を自分で触ったら、検査で見せなさいよ。っとなっていたのが、規制緩和されてその義務がなくなりました。 ただし「重要保安部位」を整備した場合は「点検整備記録簿」への決められた事項を記載しなければいけません。 現在はDIYで行う場合の制限なんてその程度なのです、ただしこれはあくまで自動車の使用者自身がその車両について整備した場合です。 有償無償を問わず、他人の車の保安上重要な部位を整備する為には、整備士資格が必要です。 自分の車だから責任が無いわけではありません、命を乗せて動くものだし、整備不良が原因で事故を起こし他人を巻き込めば責任を負います。

工具にたくさんお金がかかるのでは?

はい、かかります。 ただしそれは一流メーカーの工具だったり、開業できるほどの設備をそろえた場合です。 あまりに粗悪な安物の工具はダメですが、必要なレベルを満たした工具を必要なだけ持っていれば良いのです。 個人的におすすめするメーカーはKTCです、KTCの中でもネプロスというブランドは高級工具の部類で高価ですが、一般のものでも通常使用には十分な品質があります。 一度にそろえると金銭面でも大変ですが、まずは想定される作業に必要なものから揃えていくと良いでしょう。 工具が増えていくと共に作業の幅もじょじょに広がっていくでしょう。

D.I.Y.で整備を始める前に

整備する場所を考える

言うまでも無く自宅にガレージがある場合は、大きな問題はないでしょう。
では、賃貸住宅に住んでいて駐車場は借りているがスペースが・・・といった場合はちょっと注意が必要です。 賃貸契約書などを確認してみると、「駐車以外の目的で使用しない事」など記載がある場合があります。 駐車スペースを使ってフリマを開いている・・・などが例として書かれていますが、駐車しているのには違いないが、作業をしている・・・。 よく確認しないとトラブルの元になりかねません。また作業できたとしても隣近所のスペースの邪魔をしたり騒音で住民に迷惑をかける事は論外ですね。 ちょっと作業して確認の為にテスト走行に出て行く・・・など繰り返していると、「あの人は何をやっているんだ?」という目で見られたりエンジン音などよく思われない可能性もあります。 そのような場合は、大げさな作業は行わず、軽作業にとどめておいたほうが良いでしょう。大掛かりな事をする場合はどこか場所を借りたりレンタルガレージを利用するなどの手もあります。
自分の土地だけど地面が土砂や斜面になっている場合は△ですね、これはジャッキアップを伴う作業に危険が生じますので注意してください。

自分の身を守る装備

軽作業ならば問題ない事のほうが多いのですが、大掛かりな作業をやるようになってくると、ケガの危険性などは特に注意しなければいけません。

例えばグラインダーで加工を施していて金属片が目に刺さった・・・となるとシャレになりませんよね、その為の保護めがねがあります。 重量物を扱っていてミスをして足の上に落として骨折してしまった・・・安全靴をはいていれば保護されて軽傷で済んだ可能性。 オイル交換をしていてお気に入りの服を汚してしまった・・・作業用ツナギ服を着ていれば少々汚れても気になりません。

などなど・・・作業に見合った装備がありますので、必要に応じて用意すると良いでしょう。
考えようによっては逆に危ないものもあります、例えば回転物の工具を使用する際に危ないから軍手をしておこう・・・巻き込まれて逆にケガをする危険性もあります。繊維系の手袋は避けたほうが良い場合もあります。


保護めがね

安全靴

作業用ツナギ

整備の知識をどうやって得るか

見たり想像するだけで、出来ちゃう作業も意外と多いです。基本的な作業ならネットにも情報は沢山あると思います。 また経験が増えるにつれだんだん車の構造を理解して、ここはこうなっているだろうという読みが当たりやすくなったりします。 そうやって研究しながら勉強するのも良いのですが、破損してしまったりして痛い目にあう事も少なくありません。

不確実な事を減らすためには、自分の車のサービスマニュアル(整備要領書)を手に入れましょう。 これは車の組み立て説明書のようなもので図解付きで詳しく作業手順が載っています、これはディーラーや部品商で注文したり、ネット通販やヤフオク等でも購入できる場合もあります。 これがあれば、ほとんどの事の整備知識が身につきます。 でもいきなり購入はちょっと・・・という場合は、ディーラーを利用しましょう。 ○○のサービスマニュアルを見せて頂けませんか?とお願いしてみましょう。場合によっては必要ページのコピーもいただける場合もあるので活用すると良いと思います。

次のページでは、整備をしていく上で必要な工具をご紹介します。