[DXD] DRIFT & DIY - DIYレポート(painting5)

スプレーガンを使った塗装にチャレンジしよう! step.5

上塗り塗装

ベースコート塗装(色)

いよいよ本格的な塗装に入ります。 その前にもう一度、表面にキズなどが無いかチェックしておきましょう、塗り始めてからでは後の祭りですよ。 またシリコンオフで脱脂も行なっておいて下さい。

問題が無ければ塗料の調合に入ります。 中塗り塗装の項目でも少し書きましたが、まずしっかりと塗料を攪拌しましょう、これは基本中の基本ですからね。 しっかり混ぜていないと沈殿したメタリックなどが混ざらず色が変わってしまいます。 そうしたら計りを使って、塗料、硬化剤、希釈剤(シンナー)の順に調合して行きます。 例ですが10:1タイプの塗料であれば、塗料100g、硬化剤10g、希釈剤50g等となります。 その後よく攪拌してスプレーガンの塗料カップに移しましょう。 塗料カップに注ぐ時にはもちろんストレーナーを使います、ゴミ・ブツが出る原因にもなりますよ。

また硬化剤やシンナーはその時の気候によって使い分けます。 速乾・標準・遅乾型などがあり、適切なものを使用しないと仕上がりに影響します。 塗装時季などを伝えて塗料屋さんと相談してみてください、教えて(選んで)くれると思います。

そして塗装に入っていくのですが、ホコリなどを飛ばすために軽くエアブローしておきましょう。 また地面に打ち水をしておくとホコリが舞いにくく効果的です。 塗る順序も中塗りと同じで塗りにくい場所から始めます、塗りやすい所は後回しにするようにします。

1回目の塗装は中塗りと同じくライトコーティング(捨て吹き)をします。 これも理由は同じでハジキ防止が目的です、もしハジキが出た場合はその部分を軽くサンディングするか、脱脂不足の場合は脱脂します。


参考ですがこの程度の透け具合です。ラッカーパテが透けて見えてますね。

2回目はミディアムコーティング(膜付け)を行ないます。 パターン幅を1/2〜2/3で塗り重ねていって、ガンの移動スピードを少し早めに出来るだけムラなく均一に塗っていきます。 ざらつかせたり、ボテ塗りをしてタレたりしないように注意しましょう。

3回目に入る前にも中塗り同様、はやる気持ちは抑えてフラッシュオフタイム(10分程度)を取ってから塗装するようにしてください。 ウエットオンウエット塗装はNGです、タレやメタムラの原因になりますし、シンナーの抜けが遅くなって結果的に時間がかかる事になります。 3回目以降も2回目と同じようにして仕上げます、2回目より少しウエットに吹いても良いと思いますが、色がとまってムラが無ければOKです。

もし3回目でムラなどがある場合は4回目の塗装をしますが必要以上の厚塗りはしないでください。 2kシステム塗料の場合は色がとまれば良く(透けない)、膜厚、ツヤ、塗り肌はクリヤーで作ります。 メタムラがある場合はシンナーを少し多目にいれて、ガンの塗料調整ねじを半回転閉めます。 そして少し遠めからガンの移動速度を速めに、全体に均一にバラつかせて塗り重ねるようにして塗装します。

ベースコート塗装時にゴミや虫などが付いた場合は、ピンセットなどで取り除くか症状が軽い場合はスプレーガンでのエアブローで飛んでいく事もあります。 基本的にベースコートは乾きが早いのでまだ助かります。

ベースコート塗装
ベースコート塗装
この段階では半ツヤ状態

トップコート塗装(クリヤー)

ベースコート塗装後、クリヤーコートで仕上げます。 インターバルを取りながらクリアー塗料の準備を行ないます、注意点としてはベースコートの調合と同じですが、硬化剤・シンナーの量を間違えないようにしてください。 そして、クリヤーコートはやり直しが利かないし仕上がり直接影響するので神経を使います、気合いを入れてください。

1回目は少しツヤが出る程度にざらつかさず、均一に薄くきれいに塗るように心がけてください。 クリヤーコートでゴミ・ブツが出た場合にも慎重にピンセットタッククロス等で取り除きますが、クリヤーはベースコートと違って粘度があるのであまりいじらないほうが良い場合もあります。 取り除けないと思ったら塗装後の磨き作業で取り除くようにして下さい、無理にいじると修正不可能に陥ります。

2回目はウエットコートで塗り肌をしっかり見ながら塗りツヤ・光沢を出していきます。 そしてフラッシュオフタイムを取り3回目で仕上げますが、最後はタレる寸前までウエットに塗りこみます。 これが一番難しいのですが、経験を積むしかありません。 とにかくしっかりと塗り肌を見ながら均一にしっかりと塗りこむようにします。

更にクリヤーの塗り重ねをする場合には、インターバルを取って指触乾燥を待ってから吹き付けます。 ただし極度の厚塗りは避けてください。

クリヤーコート塗装
クリヤーコート塗装
きちんとツヤが出ている

塗料の乾燥と取り付け

塗装後は仕上がりに見とれがちですが、塗装が終わったらすぐにガンの洗浄をするようにしましょう。 洗浄方法はこちらでご紹介しています。

マスキングをしている場合は塗料が半乾きになってから剥がします。 塗料が乾き切った後では見切りが汚くなったり、マスキングに付着したミストが落ちてくる事があるからです。 テープを剥がす時には角度を90度くらいになるようにしながら剥がすと綺麗に剥がせます。

その後、最低丸一日はそのまま置いておきましょう。 シンナーが抜けきるには夏場で最低3日は必要ですが、取り付けだけであればこれでOKです。

一応の塗装としてはこれで終わりになります、お疲れ様でした。 ラッカースプレーとは違い塗料でのツヤが出ているかと思います。 ですが更に塗肌を整えたいという方は磨きの作業が待っています、次のページではこの磨きの作業をご紹介します。