突然圧縮が4k以上かからなくなり故障してしまったので、バラして見た所バルブプレートが割れてしまっていました。
幸いにもパーツリストが付属していたので、ダメ元で輸入メーカーへ問い合わせた所、取り扱いのあるホームセンターを教えて頂きそこから取り寄せという形で部品が入手できました。
家庭用の、しかも輸入物のコンプレッサーですが、今回部品が手に入ったのでO/Hをする事にしました。扱いが無い場合は修理に出す事になりますがその場合は買い換えたほうが安いかも知れませんね。
| 今回用意したもの | |||
|---|---|---|---|
| 部品名称 | 部品番号 | 必要個数 | 単価 |
| ピストンリング | 520060F | 1 | \840 |
| バルブプレート | 510447 | 2 | \157 |
| エアーフィルター | 504012A | 1 | \630 |
| シリンダーヘッド用ガスケット | 5102AD15 | 1 | \210 |
| アルミ・ガスケット | 510647AD | 1 | \420 |
| シリンダー用ガスケット | 5107AF15B | 1 | \262 |
一応パーツリストもアップしておきました。
ダウンロード:[1] [2]

今回O/Hするオイルレスコンプレッサー
KENOHというメーカーのKL-1525という型で、どうやら輸入物。
輸入元は県央貿易(株)「TEL.0256-45-3451」
販売元は(株)コンヨです。
このコンプレッサーの扱いのあるホームセンターでコンヨから部品を取り寄せてもらえます。

取り寄せた部品
主原因はバルブプレートですが、オイルレスという事で消耗が早いピストンリングも交換します。
シリンダー回りのガスケットはバラした時にやぶれたりしなければ再利用も可能でしょうが、今回はちゃんとしたいので全部交換します。
とくにヘッド部分からエア漏れするとダメです。

まずはモーターカバーを取り外します。ヘックスのボルト4本ですね。
これを外すとモーター&シリンダー部もフリーになってしまいます。

外れたのでシリンダーヘッドを開けます。

これもヘックスのボルトになってます。
それと冷却フィンのついたエアホース(銅管?)もヘッドから切り離します。

開けるとバルブ部があります。バルブシートが2枚ありプレートがサンドイッチされています。
向かって右側がOUT側です、圧縮空気は水分が出るのでえらく錆びています。そのせいでプレートが割れてしまったようです。

バルブシートにこべりついたガスケットや錆をスクレーパーで落としてからオイルストーンで研磨しました。
重要な部分なので。

次にピストンリングの交換です。
ピストンリングはピストンリング用プレートでサンドイッチされているので、ここもヘックスのボルトを外します。
すごく硬く締まっているのでナメないようにしないといけません。
潤滑剤をかけて少しだけ大きめのインチサイズのヘックスビットを無理やり入れてます。

新旧比較。
本来テーパー状なのがクセが付いて寝てしまっています。

クランクケースカバーを開けます。
黄色のファンを回して(クランク)ピストンを上に上げます。

この状態でピストンリングをセットします。
ボルトを締めこんで行けばOKです。
テーパー状になっているので、シリンダーを外した状態では入りません。

クランクを回すとちゃんと入っています。
バルブシートとシリンダー間のガスケットをセットします。

2枚のバルブシートの間にアルミガスケットとバルブプレートをセットします。
バルブシート自体は上側も下側も同じ物ですが、ミゾがあるのがIN側が下のシートでOUT側が上のシートになっています。
OUT側のミゾは上側のバルブシートの内側になるので、ズレないようにセットするのが難しいです。
だから実際には先にバルブプレートをセットしてバルブシートを擦り合わせてプレートがミゾからはみ出していないか確認してからシリンダーの上に乗せる形になります。
プレートがはまっていないとちゃんと圧縮しないようです。今回のようにプレートの割れも同様。

最後にバルブシートとシリンダーヘッド間のガスケットをセットします。
あとは逆の手順で元に戻していくだけです。

無事ちゃんと8kかかるようになりました。

エアーフィルターがもろくて割れてしまっていましたが・・・

改良品に交換してバッチリです。
一応バラして中を見てみましたが、素材・構造とも良くなっていて気密性も高そうです。