[DXD] DRIFT & DIY - DIYレポート(20040707)

S14シルビア - エンジンオイル・デフオイル交換

2004年07月07日

■エンジンオイル交換編

今回は便利なオイルチェンジャーを使ったオイル交換作業です。


リガーマリン製 オイルチェンジャー 4Lタイプ

業務用ではなく一般向けに売られているもので、ボートなどのエンジンオイル交換に開発されたもののようです、もちろんクルマにも使えます。

一般のオイルチェンジャーと聞いて思い浮かべるのは、ホームセンターなどでよく売られている電動タイプだとおもいますが、これは人力のみで動作します。
負圧を発生するポンプが付いていて、タンク内を真空にしてオイルレベルゲージのパイプからオイルを吸いだすというものです。

7.3Lタイプ等もありますが、シルビアの場合4Lタイプでも大丈夫です。
ちなみに現在リガーマリン社は倒産してしまったようですが、同タイプのものが出回っています。
また、コンプレッサーのエアーを使用して使えるタイプや両用のものもあります。

購入に関して、こちらの方面ではホームセンターで取り扱っているところは少ないです。

特徴
  • 電源を必要としないのでシガーなどから電源を取る手間が省ける
  • 数回のポンピング作業であとは自動
  • 電動タイプに比べオイルを吸い出すのにかかる時間が短い
  • 抜き取られたオイルはタンクに溜まるため受け皿を用意する必要がない
  • タンクにある節は1Lごとに区切られているので、だいたい何L抜けたか一目で分かる

「上抜き? オイルが抜け切れないんじゃないの?」
と思う方もいるかも知れませんが、SR20の場合はオイルパンの形状が悪いため上抜きのほうがよく抜けるとカーメンテナンス誌で実証されています。

では、交換作業を見ていきましょう。


−作業手順−


オイルレベルゲージを引き抜きます。


そこに、オイル抜き取り用のパイプをオイルパンの底まで到達するように差し込みます。


そして、本体と接続します。


オイル交換作業 WMV形式動画ファイル 1.07MB 画像をクリックで再生

 再生にはWindowsMediaPlayerが必要です。

そうして、本体にあるハンドルを上下に数回ポンピングします。
自転車の空気入れと同じ感じです。
オイルが抜け始めてくればあとは待つだけ。

抜き取りの様子は上の動画でごらんいただけます。
オイルが吸い上げられてくるのが分かりますか?

抜き取りにかかる時間は3分〜といったところでしょうか・・・


オイル抜き取り後
一目盛りが1Lなので、約2.5L抜けたようです。
ちょっと少なめですね、車を動かしていない朝一とかに抜くとかなり抜けます。
あとはオイルジョッキにオイルを入れ、オイルレベルゲージを確認しながら注入するだけですね。


私が使っているオイルは「日産 エンデュランス」のペール缶。
化学合成油で1缶(20L)¥15,000程度でネットオークションで売られています。
送料なども込みこみの額ですから、なんと1Lが約750円。
シルビアだと一度の交換で3L程度しか使わないため、約¥2,000で化学合成油が入れられることになります。
かなりおすすめです。

オイルのストックがあると、欲しくなるのが「オイルエレメント」のストック。
こちらもネットオークションで10個 3,000円(送料別)で売られていたものを落札してストックしています。
10個もあればかなりの期間は持つでしょう、更に単価も安いとなれば・・・。

オススメツール!

★KTC★国産車用 カップ型オイルフィルターレンチ AVSA-064
KTSのカップ型のオイルフィルターレンチなんですが、とても使いやすく重宝しています。必需品といっても過言じゃないです(^^;
エクステンションやラチェット等を接続して使います。サイズのほうはシルビアだと64mmで大丈夫だと思いますが、ほんの少し小さいほうがしっかり嵌るらしいので自分は63mm(AVSA-063)を使っています。


抜き取ったオイルは、このように移すことができます。
ちなみに、廃油処理はこのようにポリタンクにためて、まとめてGSで処理してもらっています。
ギアオイルなどもごちゃ混ぜしています。

このように手もほとんど汚すことなく、かつ素早くオイル交換が可能なのです。


■デフオイル交換編

今回はオイルシリンジなどの器具を使用しない方法です。


まず、オイル注入口が緩むかどうかを確かめます。
いきなりドレンを空けて、いざオイルを注入しようとしたときにオイル注入口が緩まない、ではシャレになりません。

おすすめツール!

【KTC工具】12.7sq.ドレンプラグソケット

KTCから日産車用のドレンプラグソケットが発売されています。
定価 ¥1,940(税抜)
品番 「AC301-13」(日産FR車用)

13mmのスクエア状になっていて、12.7sq.のスピンナー等に取り付けて使用します。
もちろんデフ・MTどちらのドレンプレグにも対応します。
また、ソケットの六角部分に24mmのめがねレンチをかけて単体で使用することも可能です。
KTC特約工具店などで売っていると思いますが、近くにない場合は通販で手に入ります。

ドレンプレグソケットを使用せず、12.7sq.のスピンナーのソケット差し込み部分を利用してドレンプラグを緩める事も出来るには出来ますが、最悪の場合ネジ穴がナメます・・・後始末が面倒になると嫌なので自分は安心を買っています。
その場限り!って訳じゃない限りDIY派の方は持っておく事を強くオススメしたいですね。


デフオイル排出用のドレンを空けて、抜き取ります。
勢いよくオイルが飛び出してくる場合があるので注意してください。
オイル受けは写真のようなコンテナで十分でしょう。


オイル注入に使用するものはシャンプーのボトルポンプにホースを接続したもの。
ホースは、ホームセンター等で売っています。今回は4パイのホースがピッタリでした。
ホースは根元までシッカリ差し込み、出来れば細めの針金やタイラップ等で固定するほうが良いです。
もし使用中に抜けた場合はしっかり脱脂してからもう一度差し込んでみて下さい。それでも駄目な場合ホースの径が大きいです。


入れるオイルはニスケーエスです。(笑)
なんて・・・単純に量が足りなかったからです(^^;


ボトルにオイルを注入するわけですが、よくばって入れすぎると写真のようにポンプが差し込めない状態に陥ります(笑)


このようにホースを差し込み、あとはシャンプーのポンプをシュコシュコと押し続けるだけです。
うちのシルビアはR180なので1Lちょいしか入りませんから、すぐに満タンになります。
ただし冬場はデフオイルを温めておかないと、非常に硬いです。

ミッションオイル交換にもこの方法が使えるのですが、ミッションオイルは3L近く入りますから、少々つらいのでシフトレバーを外してそこから注入する方法で行なっています。
ちなみに「ドリルポンプ」というものがあります。ドリルに装着してその動力でポンプを回すもので便利だそうです。
見つけた場合は試してみてはいかが!?


ちなみにニスケーエスオイルは緑色が勝ちます。