[DXD] DRIFT & DIY - DIYレポート(20040702)

S14シルビア - 強化タイロッド(切れ角UP)交換

2004年07月02日

先日、強化タイロッド&ロッドエンド(TEIN製)を譲ってもらったものを、備北フリーの予定が入ったので急遽交換する事になりました。

CAUTION!!
このレポートを参考に実践される場合は、自己責任において作業を行ってください。
タイロッドは操舵に直接関わるものなので、万が一外れると大変危険です。
作業に自信の無い場合は、経験者の指導を受けながら作業してください。

−作業手順−


フロントをジャッキアップして、ホイールを外します。


まずは、折り曲げてあるコッターピン(割りピン)を真っ直ぐに修正します。


そしてコッターピンをペンチ等でつまんで引き抜きます。


すると、19mmの溝付きナットを緩める事が出来るようになるので、緩めます。


次に、タイロッドエンドをナックルから分離しますが、今回は少し荒技を使います。
通常は「タイロッドエンドリムーバー」という専用工具を使いますが、今回用意出来なかったのでハンマーを用意しました。


そして、タイロッドエンドに不要なホイールナット(袋タイプ)を取り付けます。注意点として少しネジ山を残しておきます。
ナットをハンマーで強く叩いてナックルから分離します。テーパー状になっていているので外れにくいですが根気良く叩いて外します。


外れました。


次はラック側の取り外しにかかります。
まずは、針金のブーツバンド(大)を取り外し、もう片方のブーツバンド(小)も取り外してダストブーツを写真のようにずらします。


ロックプレートのツメをマイナスドライバーでこじったりペンチを使ったりして起こします。
そして、四角になっている部分にモンキーをかけてまわします、約30mmです。


かなり硬く締まっているので、もし緩まないようであれば、ジャッキでモンキーを持ち上げるなどすれば良いです。
ただし、ナメないように注意しましょう。


外れました。
上が純正で、下が強化タイロッド&エンド(切れ角UPスペーサー付き)です。


純正風にブラックに塗装しました。


あとは、逆の手順でしっかり組み付けます。


取り付けはこれで完了です。

組み付け注意事項

切れ角UPスペーサーを入れた場合は、元から付いていたロックプレートは取り除きます。
この場合ネジが緩んで外れる可能性があるので、必ずタイロッドのラック側のネジ山にネジロック剤を塗布して下さい。

切れ角UPスペーサーを使用しない場合は、新品のロックプレートを用意して取り付けましょう。
この時、ラックにある切り欠きにあわせてロックプレートにカシメを入れます。

ダストブーツのブーツバンドは針金が使われていたと思いますが、代わりにタイラップでしばっておいても問題ありません。

コッターピン(割りピン)も新品を使用して元と同じように差し込んで折り曲げましょう。
コッターピンはホームセンターなどで手に入ります。3本入り80円程度です。


タイロッドを交換するとアライメントが狂うので調整します。
写真では分かりにくいですが、かなりトーアウトになってます。

おすすめツール!

私はIKEYA FORMURAのMAPLE A−1 GAUGEを使って測定・調整しています。
(今回はトー調整のみですが、キャンバーも測定可能)
フロントとリアのホイールに取り付けた器具どうしゴムヒモを張って器具の目盛りを読みながら調整します。
アナログな作りは仕方がありませんが、水平な場所さえ確保すれば結構正確な調整が出来ます。
すこし値は張りますが、マメに微調整する人なんかには使いやすく個人で使うにはかなりオススメですよ。


イケヤフォーミュラ メープルエーワンゲージ(4穴・5穴/100・114)
詳しい説明はこちらを読んでもらったら良く解ると思います、自分はハーフセットですがフルセットのほうがトータルトーが正確に読めて便利ですよ。
パーフェクトセットはバブリーな方はどうぞ(笑)


調整後、きっちり前向いてます。


切れ角UPできたかな?

お役立ち情報!
エンド側のネジ部分はS14純正・TEIN製ともにM14なので、TEIN製強化タイロッドにS14純正エンドを装着する事が出来ます。(逆も可)
現場で応急処置をする時に壊れている物だけ交換できるので助かりますネ!
ちなみにS13・S15の純正はM12です。